シニア女性向き野鳥撮影用のカメラ・レンズの選び方*ケガを避けるために気を付けること

野鳥撮影方法

私は還暦記念に野鳥撮影用のカメラを購入し、今では日々野山を歩いて撮影を楽しんでいます。ただ、シニア初心者ならではのトラブルもたくさん経験しましたので、その辺も踏まえておすすめのカメラについてお伝えします。

シニア初心者におすすめの野鳥撮影用のカメラは?

まずは軽くて扱いやすいものをお勧め。初めての野鳥撮影を始めようと思われているシニア女性、とりあえず簡単に野鳥撮影を始めてみたい方にはコンデジをお勧めします。カメラの難しい操作に手間取っていると、せっかく見つけた野鳥が飛んでいってしまいます。上位機種でなければまるでスマホで撮っているように操作が簡単なコンデジで、まず野鳥をカメラに収めることに慣れてから画質を追い求めてみるのがいいかもしれません。

シニア初心者におすすめのコンデジってどんなカメラなの?

コンデジとはコンパクトデジタルカメラの略です。私がカメラを始めた頃には、コンデジは安い、軽い、操作が簡単だけれど画質はそれなりというものでした。でも、スマホカメラの進化やミラーレス一眼レフのカメラの出現によってコンデジは人気がなくなってしまいました。

しかし最近は各社揃って高性能なコンデジを販売するようになりましたので、やっぱり軽くて簡単で3万円前後で購入できる野鳥撮影に向いた光学40倍以上のコンデジを、口コミも見ながら選んでみました。

光学倍率とは、カメラのレンズの性能でどれだけ拡大できるかを示します。 野鳥カメラの光学倍率は、野鳥を撮影するために特化されたカメラの場合、倍率が40倍あれば、遠い木の上にいる小鳥を撮影しても、スマホのカメラのように豆粒みたいにしか撮れないということがありません。

2024年1月現在のお勧めコンデジ

  • Nikon デジタルカメラ COOLPIX P520 光学42倍ズーム バリアングル液晶 ブラック P520BK: 22,600円
  • Canon デジタルカメラ PowerShot SX50HS 約1210万画素 光学50倍ズーム ブラック PSSX50HS: 29,800円
  • 富士フイルム デジタルカメラ HS50EXR F FX-HS50EXR: 29,800円
  • SONY デジタルカメラ Cyber-shot HX300 2110万画素 光学50倍 DSC-HX300-B: 39,800円
  • Panasonic デジタルカメラ ルミックス FZ70 光学60倍 ブラック DMC-FZ70-K: 29,800円

シニアに人気のマイクロフォーサーズという選択肢

近年、野鳥の撮影地では黒くてコンパクトなオリンパスのカメラとマイクロフォーサーズのレンズを使っている女性やシニアのカメラマンをよく見かけるようになりました。撮った写真を見せていただくと、私にはこれぐらい撮れたら十分!と思える画質です。デジカメに比べたら重いのですが、画質を考えると許容範囲かなという程度です。

マイクロフォーサーズがシニアの野鳥撮影に向いている理由

マイクロフォーサーズは、デジタルカメラの規格の一つです。この規格は高画質と小型軽量のバランスを追求し、多様な撮影環境に対応するためのものです。カメラとレンズは交換式で、別に購入します。

  1. 携帯性:カメラの小型化・軽量化により、日常的に一眼カメラを持ち歩くことが可能になります。
  2. 手軽な超望遠撮影:マイクロフォーサーズ規格のレンズはフルサイズと比べて、焦点距離が2倍になるため、手軽に望遠撮影が楽しめます。
  3. レンズの価格が手頃:特に望遠レンズは、フルサイズのものと比べて価格が手頃で、初心者でも手が出しやすいです。

マイクロフォーサーズのレンズ

  1. タムロン | 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD/Model A057: 約16万円
  2. OMデジタルソリューションズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II: 約4万円
  3. OMデジタルソリューションズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II: 約7万円
  4. Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES50200: 約20万円
  5. Panasonic LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S. H-RS100400: 約20万円

マイクロフォーサーズのレンズに使えるカメラ

  1. OM-D E-M1 Mark III: 約25万円
  2. OM-D E-M1 Mark III 約15万円
  3. LUMIX DC-G9M2: 約20万円
  4. LUMIX DC-GH5M2: 約30万円

マイクロフォーサーズの作例

私も現在はマイクロフォーサーズのシステムを使っています。レンズはオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO。カメラはOM-D E-M1 Mark III を愛用ます

サイズ:レンズフードを縮めた状態29cm  伸ばした状態32cm  重さ:1.7kg(三脚座なし)

ミラーレス一眼と超望遠レンズに比べたら600ミリの焦点距離がある割にコンパクトで、手持ち撮影でも綺麗に撮れます。

親白鳥を刺激しないように遠くから撮ることができます。

連写性能を活かしてカワセミのお魚GETのシーンも。

相当遠くの野生動物も近寄らずに撮れるので、野鳥や動物たちのストレスを減らすことができると思います。

撮影機材:OM-D E-M1 Mark III・M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 

体験談

筆者の場合、いきなり高価な機材を買ってはいけないと経験者からのアドバイスで、レンタル機材のサブスクリプションサービスで野鳥用のレンズを借りてみることにしました。

もともとSONYのミラーレス一眼レフのカメラを持っていたので、レンズだけ借りることにしました。GooPassというレンタル会社の機材相談を利用した結果、SONYの100-400GM という超望遠レンズを1ヶ月レンタルしました。

まずはレンタル・カメラ機材をレンタルできる会社一覧

  1. 東京カメラ機材レンタル:一眼レフやビデオカメラ、レンズ、GoPro、ジンバルなどをレンタルできます。また、個人利用も可能で、機材の配達回収は無料です。
  2. GooPass:高価な機材を返却期限を気にせず利用し続けられます。また、借りたい機材のリクエストができる機能もあります。
  3. Rentio:一眼カメラ以外にも最新のガジェットから定番の家電まで豊富に揃っています。
  4. Rentry:撮影シーンごとにオススメの機材をまとめてくれているので選びやすいです。
  5. 東京オフラインセンター:業務用の機材を多く取り揃えています。ワンランク上の機材をレンタル可能です。
  6. マップレンタル:レンズレンタルの品揃えが業界No.1を目指す撮影機器レンタル専門店です。

1ヶ月試してみてとても気に入り、重いけれど、なんとか自分でも使えるかなと思ったので、思い切って購入してみることにしました。100−400ミリのレンズと、400ミリでは距離が足らない時のための1.4倍のテレコンバーターです。初めて手にした本格的な野鳥機材が楽しくて、最初は取り憑かれたように毎日野鳥スポットに出かけて撮影をしました。このレンズは100ミリで花や風景も撮ることができ、画質もとても美しいので大満足していました。

テレコンバーターとは、カメラのレンズと本体の間に取り付けることでレンズの焦点距離を拡大するアタッチメントレンズのことです。これにより、遠くの物体をより大きく撮影することが可能になります。1.4倍と2倍があります。ただ、高画素のカメラですと大きく撮って切り取った方が画質が綺麗なこともあり、結局あまり使いませんでした。

肩のトラブルが発生して整形外科通い

楽しく野鳥ライフを送っていた私ですが、1〜2年撮影を続けているうちにだんだん左肩が痛くなってきました。手持ち撮影が原因かと思って三脚を使ってはみたものの、野鳥を探して歩くのに三脚を持ち運ぶのが重いし、あちこち飛び回る鳥を追って移動するのにとても邪魔になり、だんだん使わなくなりました。三脚よりはコンパクトな一脚を買ってみたものの、結局持ち運ぶのが面倒になって手持ちで撮影するシーンが多くなりました。

カメラとレンズを合わせた重量は約2キロ以上になります。それに軽量な三脚を合わせると3キロは軽く超えます。それを下げて何時間も歩き回るだけで相当な負担になります。

さらに野鳥が高い枝に止まっていたらレンズを持ち上げて構えているのですから腕がプルプルしてきてなかなかピントが合いません。筋力のある男性なら問題ないのでしょうが、何しろ60代初心者な私にとっては相当無理があったようです。

しかもサイズがかなり大きくて、気軽にバッグに入れて持ち歩くというわけにはいきません。もう少しコンパクトで野鳥に特化したカメラ&レンズを検討した結果先述のマイクロフォーサーズに落ち着いて今に至ります。

機材の買い替えはどうする?

高価なカメラ機材を買い換える時には下取りに出して買い替えが便利です。私が実際に利用したことがあるのはマップカメラカメラのキタムラの二店舗です。

どちらも、デジタル一眼レフやミラーレスカメラ、フィルム一眼レフやコンパクトカメラ、レンズなどの買取り・下取りを行っています。中古でも新品でも購入時には下取りとして買取査定額からさらに10%アップします。詳しくはリンクから各社のサイトをご覧ください。

振り返ってみると

野鳥撮影を始めてから紆余曲折しましたが、現在のところマイクロフォーサーズのレンズとボディに落ち着いています。重量は以前使っていたSONYとそれほど変わらないのですが、サイズがコンパクトなのでトートバッグなどに入れて気軽に持ち出せる。遠くの小鳥でも撮ることができる。画質がいい。しかも三脚を使わず手持ちでもブレずに撮れるというメリットは大きいです。これはシニア女性向きと言えるのではないでしょうか。もちろん体力、筋力のある方にはCanon、Nikon、SONYなど、各社から超望遠レンズが出ています。今は優れた超望遠レンズが軽量化しているようです。予算があればまずレンタルで試してみてはいかがでしょうか。

ストレッチ大事です

やはりストレッチは必須です。毎日肩のストレッチを続けることで、現在は痛みを感じることはなくなりました。痛みを感じるのに何も手当をせずに続けていたら鍵板断裂などのトラブルが起こる危険もあるのでご注意くださいね。

誰しも年齢によるトラブルは必ず訪れますが、この記事を読んでくださった方にはできるだけ長く、楽しい野鳥ライフを送っていただきたいと思います。

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